上記のメリット・デメリットがあったうえで、
結局どちらが良いのか結論をまとめます。
私の答えは、会社のビジネスモデルによるになります。
冒頭お伝えした通り、
上場会社にあって、非上場会社にはない最大のメリットは、資金を市場から調達できることです。
つまり、会社のビジネスにおいて、資金を大量に調達する必要があり、調達した資金の使い道について、
整合性や納得感があればあるほど上場するメリットのある会社だということです。
例えば、あなたが投資家で調達した資金の使途について、
IR担当者に問い合わせをした際に、
納得感のある回答を頂けていればいるほど、
信頼できる会社と考えても良さそうですよね。
他にも、就職活動をしている方であれば、
どのような企業がお金を集めているのか、
また、どこに投資していくのかに着目をしてみると、
その企業が長期的にどのような成長戦略を抱いていているのか、
より解像度高くその企業や業界の状況が見えてくるかもしれませんね。
長文お付き合いいただき、ありがとうございました。
次回は、今回お伝えした資金調達の意図をフックにIPOをする企業の分析をしてみたいと思います。
また、お付き合いいただけますと幸いです。
以上、ryukiでした。